自転車旅行の分類

目的に応じた分類

以下の3つに分類されます
・長距離→1日の走行距離100km未満。キャリアを装着。難易度低。
・短距離→1日の走行距離200km以上。キャリアなし。難易度中。
・中距離→1日の走行距離200km前後。サドルに荷物装備。難易度高。

NZ南島縦断に用いた自転車装備。雨具の上に見えるバックパックを装備。

分類の詳細を説明します。

長距離

日本一周や世界自転車旅を目的とした装備になります。

クロスバイクやランドナー等の自転車を用います。フレームの素材はクロモリ(鉄)やアルミ。鉄はいざという時に溶接できます。上記の自転車はダボ穴というキャリアを装着するための穴が自転車に備わっており、重い荷物を運ぶことに適した自転車です。また、悪路を走行することを前提としているため、タイヤ径が太いです。一般的にキャリアは重く、タイヤ径が太いため、速度が出にくいという特徴があります。装備や食料をたくさん詰め、トラブル対処が容易なため、自転車旅自体の難易度は低いです。

走行ルートによっては非常に難しいことはいうまでもありません。様々なサイトで紹介されているため、本サイトでの詳細な説明は割愛します。

短距離

ロードレースに出るような装備です。フレームの素材はカーボンやアルミ。最低限の装備であり、輪行の準備なし、ビンディング装備のため、悪天候の対応や輪行、旅先での観光ができません。走行自体は非常に楽なのですが、トラブル=旅中止なので難易度中です。

様々なサイトで紹介されているため、本サイトでの詳細な説明は割愛します。

中距離

本サイトでオススメするサラリーマン向け自転車旅スタイルです。
10日あれば函館→新潟、名古屋→博多、九州一周等の旅行が可能です。現地での観光も可能です。
◎自転車:ロードバイク(1日に200km走るにはクロスバイクでは困難です)
◎フレーム素材:アルミ(飛行機輪行ではカーボンは割れる可能性があります。ガチクロモリは50万円からなので高額です)
◎バッグ:サドル装着(ロードバイクはダボ穴がないので、キャリアは装着できません。荷物の重量に耐えるため、サドルにカーボンは不可です。)
長距離をこぐ体力、装備を厳選する知能、最適な道を選択する判断力、ロードバイクを購入し、長期間旅行する金が必要です。よって難易度高!
別記事にて、中距離スタイルの自転車の説明を行います。

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