目標
本課題の目標は、「変数」の概念を習得することです。
全課題の目標は以下を参照ください。
接続図
「電子スイッチを使おう」をベースに作成します。
まだできていない方は以下のページを参照ください。
前回の回路が以下になります。
スイッチ回路を追加します。
回路の説明は「スイッチの入力を見つけよう」を参照ください。
今回はボタンを押した時に、Highになるように回路を組んでみましょう。
上の章を理解していれば、できると思います。
ヒントは以下の図で、スイッチOFF時にR2側の電圧がgpio側に伝わるように組みます。
分圧に注意して抵抗を選定ください。
正解の一例を以下に示します。
次の課題で用いるため、同様の回路を二つ準備しています。
R1=1kΩ、R2=10kΩです。
スイッチON時の電圧は10/(1+10)×5=4.5Vです。
ON検出電圧は4.2V以上のマイコンが多いので、問題ないと思います。
プログラムの実装
スイッチを押したらモータを回転させ、もう一度押したら停止するプログラムを組みましょう。
本課題では「変数」の使い方を覚えます。
変数の出し方
カテゴリの「変数」をクリックします。
「変数を作る」をクリックすると、変数名の入力画面が現れます。
自由に名前を付けてください。半角文字にしてください。
ここでは「flag_ON」と命名します。
その下のチェックボックスは何でも構いません。
ON・OFFロジックの作成
スイッチを押したら「flag_ON」を「1」に、もう一度押したら「0」にするプログラムを書きましょう。
プログラムが完成したら、スイッチを押すと、画面右側のネコの上の変数の値が変わることを確かめてください。
正解例は以下のようです。
変数の値をモータの動きに反映させる
最後に、スイッチを押したらモータを回転させ、もう一度押したら停止するプログラムを組みます。
因みに、C言語で書くと、
if(gpio19 == true){ gpio4 = ~gpio4; }
の1行で記述できます。プログラミング言語が重要な理由が分かりますね。
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