自転車で旅していると、野生動物に出会うことが良くあります。りす、鹿、ウサギ、ハリネズミ、狐、熊。
要は私が自転車で走っていたら、熊に会ったよ。
という話がしたいだけであります。
北海道を走っていると以下のような看板によく出くわします。
まぁ、知床岬以外で会うことはないだろう、知床岬は車通りが多いから大丈夫だろうと思いながら走っていました。知床岬を問題なく通過し、層雲峡に向けて走っていた時のことです。辺りは霧が濃くこんな感じ。
三国峠を超えて、緩やかな下り。トルクを掛けずにゆったり走っていたら道路脇からクマー!
熊
クマー
将太
あ、熊!
道路右脇から熊が現れ、道路真ん中に停止。
同時に急ブレーキを掛け、私も停止。
思考も停止。「あ、熊」……「ヤバい」しか考えられませんでした。
熊との距離は10m程度、熊の体調は170cm弱、こちらを見たまま停止。私も急ブレーキし、両足を地面に付けて停止。
数秒間見つめ合い、熊は道路を渡ってくれました。
熊と遭遇した時の対処法は、目を逸らさず後退することらしいので、私の対応は間違ってなかったみたいです。思考停止しましたが。
その後、いくつかサイクリングロードがありましたが、車道から離れた鬱蒼とした森林の中を走る勇気は私にはありませんでした。むしろ、熊が出る森にサイクリングロードを作る気持ちが知れません。こんな感じですよ、入ります?
熊が出る鬱蒼とした森林へと続くサイクリングロード。熊に襲われても、翌年まで誰も通らないでしょう。
以上、自転車での熊との遭遇体験でした。
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